格安SIMへの関心が高まる中、皆さんはどんな契約をされているのでしょうか。
わたしは高校時代から三大キャリアすべてを転々とし、今回は記念すべき初の格安SIMデビューとなりました。
これまで「ソフトバンク」を使っていた私が選んだのは「楽天モバイル」です。
みなさんおなじみのMNP予約番号でののりかえ手続きを行いました。
現在は問題なく使えているのですが、契約時に本当に大変な目にあいました…。
この記事では、私に起きた悲劇を、手順に沿って記録しています。
こんな方に読んでほしい!
- ソフトバンク(iPhone XR)→楽天モバイルへのりかえを検討中の方
- MNP番号を使ったのりかえ手続きをはじめてやる方
- SIMロック解除のタイミングがいまいちわかっていない方

いまどき、私のような失敗をする方のほうが少ないかもしれませんが、参考になることがあるかもしれません。良かったらみていってくださいね!
私に起きた悲劇
- SIMロック解除前にMNPのりかえ手続きをしたせいでその場で即圏外に…
- 「店頭でのSIMロック解除」以外方法がなくなり事務手数料3,300円を支払った…
- まったく予想していない内容で報告をされた…
1.SIMロック解除前にMNPのりかえ手続きをしたせいでその場で即圏外に
まず私は、いつも行くショッピングモールに入っているソフトバンクで、楽天モバイルへMNPのりかえ手続きをするタイミングや手順などの説明を聞きに行きました。
この時私はきちんと説明を受けました。



今後の手続きの手順はこうです!
①9月中にMNP番号を取得(電話OK)
②my SoftbankでSIMロック解除(無料)
③①を取得した日から15日以内に楽天モバイルにて手続き
実際にiPhoneにメモして帰宅しました。
また、15日以内に楽天モバイルで手続きができそうな日を抑え、すぐMNP番号を取得しました。(郵送での手続きも選択肢にはありますが、住民票の関係でSIMカードの受け取りができないため、来店しか手段がありませんでした。)
そして契約当日、楽天モバイルで契約手続きを始める前に、現状確認のため、スタッフさん(以下Aさんとする)とチェックシートを一緒に確認する場面になりました。
以下は、その時の会話の流れです…
(チェックシートの項目の中で「SIMロック解除済みである」との記載を発見。私は済んでいないことを思い出した。一大事。慌てて申告。)



SIMロック解除、まだしてません!すみません!



!?‥‥そうですか・・・えっと・・・
(Aさんはその場で固まり、だんまりとしていたので、私がこう尋ねました)



自宅に帰ればWi-Fiがあるので、それでSIMロック解除できますか?



Wi-Fi環境があれば手続き自体はできるので、それで大丈夫です。



わかりました!そうします。(へええ!できるんだ!!ソフトバンクで受けた説明と順番違うけど今やめたら2度手間になるし、できるんだったら契約していこう♪)
ちなみにこの時点では、来店予約のQRコードを読み取ってもらっただけで、契約のサインなどはまだしていません。
この後が本当に大変でした。
この会話の後、最後まで手続きを完了させて帰宅し、いざSIMロック解除…と、やり始めてすぐにmy Softbankへのログインができなくなっていることに気づきました。



ちょっとー!Wi-Fiがあればできるって言ったじゃん??
その時点で21時を回っていたので、翌日の朝イチに電話することにしました。
しかし。
いざ翌朝電話をかけようとすると、すでに圏外。電話もできないことに気づきました。



そっかー!!電話も!!使えない!!圏外だから!!
LINE電話なら使えるけど…お店のアカウントはないし…
旦那が帰ってくるのを待つしかない…最悪…
結局、電話をかけられたのは17時過ぎでした。
私はその間に、ソフトバンクと楽天モバイルの公式サイトをチェックし、SIMロック解除の条件や、契約時の注意点などをもう一度よく調べました。
そして、楽天モバイル公式サイトの「お使いのスマホそのままで楽天モバイルのSIMを使う方法」に”SIMロック解除済であること”との記載を見つけました。





よし!ここだ!ここの部分を言おう。
あの申告をしたときに手続きを辞めてれば、絶対こうはなってなかったよって、きっちり伝えなきゃ!
2.「店頭でのSIMロック解除」以外方法がなく事務手数料3,300円を支払った
また、この時、この状況ではSIMロック解除をするには来店しか手段はないこと(ソフトバンクの場合)や、本来なら無料でできたことだけど事務手数料で3,300円支払わなければならなくなったことを理解しました。(現在この手数料を楽天モバイルさんに負担してもらうよう交渉中です。)
どちらのお店に行くのも、車で往復2時間かかります。
地元民ではないうえ、ペーパードライバーの私の気分はもう最悪でした。



わたしも悪かったけど、言うべきことは言った上、言われたことを実行してこうなったわけだから、この事務手数料は楽天モバイルに負担してもらいたい!!!これも電話で伝えよう。
すぐにAさんに話をすると、(今思えば平謝りだったのかもしれませんが)すぐに謝ってくれました。
ですがその翌日、「今後は別のスタッフ(以下Bさんとする)と話してください」とのことで、担当さんが変わりました。
Bさんの話をまとめると、



Aさんは楽天の通話アプリ「楽天リンク」のiPhoneでの初期設定はWi-Fi環境下でもできるという案内はしましたが、SIMロック解除をWi-Fi環境下でできると案内したつもりはなく、そのお互いの”勘違い”を産んでしまったこと対して非を認めているようです。



楽天リンク???は(゜.゜)????本気でなんのこと????
楽天リンクの説明、たしかに現場で受けました。
けど楽天リンクは、完全に楽天の回線が開通した後にやることです。
何を心配して、契約手続きの場で質問することがあるでしょうか…。
わたし自身、そんなことを聞いた覚えがありません。
3.まったく予想していない内容で報告をされた
わたしはこの時点で『契約手続きはSIMロック解除が済んでから』ということを理解できていないと思われるAさんが、自分の無知を恥じず、”お互いの勘違い”で済ませようとしているようにしか思えず、本当に許せないとおもいました。
Bさんは「Aさんからはそういう報告しか受けていないので…」状態。
Bさんに当時の状況を私からすべて話し、チェックシートを確認する際にSIMロック解除のことも申告したうえで、言われた通りに動いた結果だということを、(怒りを抑え)なるべく冷静に伝えました。
その後(おそらく)Bさんには私の話は理解していただけました。
もう一度Aさんにヒアリングをしてからこの内容で改めて上に報告するとのことで、最後の会話から1週間以上がたちます。
悲劇が起きた原因
それはまず間違いなく、私のせいです。原因自分論です。
これだけ楽天モバイルへの不満やAさんへのクレームを書いておいて…と言われてしまうかもしれませんが、本心です。
自分がラクすることを選び、人任せにしたこと
結局、最初にソフトバンクで説明を受けた通りにやっていれば、何の問題も起きずにすんでいたことだと思うのです。
内容の理解もできていたのに、SIMロック解除をせずに楽天モバイルの店頭へ行ってしまったことがまず最初の間違いでした。
次に、いくら質問したからとはいえ、ソフトバンクと違う言い分をされていることを特に指摘せず、”プロの人だから”と安易に信じて任せてしまったことも大きな間違いでした。
自分がラクすることを選び人任せにしたせいで、結局その何倍もの苦労をすることになりました。
自分がきちんと調べて勉強していっていれば、こんな苦労はせずに済んでいるはずでしたから。
Aさんの対応にもとても納得していませんし、もう2度と店頭へは行くつもりはありませんが、今回のそもそもの原因は自分だと感じます。
まとめ
ソフトバンク→楽天モバイルへMNPのりかえ手続きでの注意点
- SIMロック解除は楽天モバイルを申し込む前に完了させておくこと
- 一連の流れを調べて理解してから店頭へ行くこと
これさえできれば、きっと間違える場所はありません(笑)
もしかしたらあるかもしれないけど、2つ目の項目でカバーできるはずです。
今回支払った事務手数料を、楽天モバイルで負担してもらうよう、現在交渉中ですが、最悪負担してもらえなかったときは、1年の通信料無料期間が終わり次第、他社へ乗り換えることになるでしょう。
今現在は、圏外地獄から抜け出したので不便はないですし、iPhone XRで楽天モバイルのSIMを使っていますが、今のところとくに不便なことは感じていません。
なるべくは楽天モバイルで継続していきたいと思っています。
つたない文章をここまで読んでいただき、ありがとうございました。
お役に立てるとうれしいです。